施設管理栄養士として働いているゆちんです。
20代の後半から30代まで長年働いている今の仕事を休職することになりました。
抑うつ状態ということで、とても不安に感じることが多く、ひとりの時間が長くなることもあり色々なことを考えがちになります。
休職の主な疾患で、一番占める割合が多いのは精神疾患だということを知り、同じような思いになる方が多いのではないかと思い、体験記で少しでも寄り添えたらと思いました。
私自身は休職してから2ヶ月ほど経ち、少し気持ちが落ち着いてきたので、どういう経緯で休職になったのか書こうと思います。
この状況になって自分自身が一番信じられない、という気持ちでした。こうなる前から、家族からは職場に行くのをやめて休め、と言ってくれていました。
仕事に行かないと、と思っていた人間が、休職に至ってしまったのか。
その経緯を記していきます。
不安抑うつ状態とは?
- 集中力の低下、文字や話が理解できない
- 気分が落ち込み、何かする気になれない
- 活動性が低下して、頭痛や腹痛、食欲不振、睡眠障害やめまいなどの不調を引き起こしている状況
- 一過性の場合は健康な人でも起こりやすい
- 何かが原因で起きるということではない
- 仕事以外の家事などの生活全般出来なくなる
精神疾患はそのほか、適応障害やうつ病、双極性障害、統合失調症などもありますが、今回は私が診断された内容を書こうと思います。
なぜ精神疾患になった?
抑うつになりやすい人の特徴として、
真面目・仕事熱心・完璧主義・几帳面・HSP・ADHDなどがあるようです。
私自身は自分で言うのもアレですが、仕事に対して手の抜き方がわからない仕事人間タイプです。またHSP気質なところもあり、周りのことばかり気にかけてしまうところがあります。
もともとの性格が抑うつになりやすかったタイプでした。(診断を受けてから、色々調べたことでわかりました)
仕事では責任ある仕事を多く任され、色々と右往左往しているうちに、自分が何をしているのかわからなくなってきてしまいました。
一番びっくりしたのは、文章が理解できないこと。上司の言っている意味がわからないこと。
仕事以外では、悲しいことに、自分の趣味も他人事のように感じていました。楽しいとか嬉しいとか感情がない、という感じです。
自分で自覚していた時期から3ヶ月ほどは、常に頭痛があったため毎日頭痛薬を飲み、朝起きて仕事の準備することに異常な辛さがありました。症状の酷い日は休んだり、途中で早退しました。
頭痛に関しては偏頭痛持ちだから仕方ないのかなーなんて思っていたのですが、実は、抑うつの人は朝起きて仕事に行くのも非常に大変なことだったのです。
職場で上司に声をかけられる前までは、なんとか周りに気がつかれずにやり過ごそうと思っていました。
もう無理だ、これはうつの症状だと自分でわかる時には、上司に声をかけられるだけで泣いていました。今まで仕事で泣いたことがなかった自分には驚きでした。
家族からも休んだ方がいいと、言われたときは、止められても無理やり職場に行っていました。いま職場に行かないと、休んだらもう仕事に行けなくなると思ったからです。
誰かが止めないと自分では休むと言う選択すら出来なくなっていました。
休職して2ヶ月経っている今も判断能力は改善したとは言えない状況ではあります。
抑うつ状態になった大きな理由は仕事のストレスでした。
精神科・心療内科ってどういうところ?
私は精神科は初めての受診で、知らない世界なので、とてもハードルの高い場所に感じていました。なんとなく怖いというか•••
初診は予約を取ってから2週間後でした。
精神科系のハードルが高い理由の一つが、予約までの期間が長いことです。私自身も何度か仕事をしている期間に予約をしようとしましたが、1ヶ月後と言われると、なんとなくその頃には治っているかな??なんて安直な考えでいました。
精神状態が風邪みたいに数日経てば良くなる事はないので、早めに受診して、休んで薬もらった方が良いと、当時の自分にアドバイスしたいです。
私が行っているところは精神科と心療内科両方書いてあるところでしたが、とても綺麗で清潔にされていて普通のクリニックでした。受付の人はエプロンを着ていて親近感がありました。
医師は優しいおじちゃま先生でした。
私自身は少しパニックではないけど、頭で整理して話すことができなくなっており、言葉に詰まり会話がうまくできなかったので、メモ書きで経緯や症状などをまとめて、それを見ながら話をしました。
1時間くらい、症状や仕事での出来事や生い立ちや性格など細かく話を聞いてくれました。
ゆっくりと絞り出す言葉に、先生はうんうんと否定せずに聞いてくれて、それが嬉しくてまた泣きそうになっていました。
治療方針としては
- 薬(抗うつ、睡眠薬)
- 休養(正しい睡眠、本を読む)
- 栄養(食事を正しく食べられる)
- 朝散歩(運動)
これを方針としてあげられました。
休職中の過ごし方も今後書いていこうと思います。今回はここまで。
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